どうにか20段になりました。
ということで、前からやりたいと思っていた入門〜20段までに意識していったことを書いていこうと思います。
大雑把に段位ごとに分けていますが、最古で2年ちょっと前の記憶から掘り起こしているので、多少意識した時期が前後しているかもしれません。ご了承ください。
あわよくば20段を目指している方の肥やしになって頂けたら幸いです。
それではどうぞ。
※長い技名は以下の略称を使用しています。
ハンマフォールブレーキ=ハンブレ
ポチョムキンバスター=ポチョバス
【緑段】
・知り合いと対戦する
・とにかく操作に慣れることを第一にする
・試合でもっと出来そうなことに気付く癖をつける(試合の振り返り癖をつける)
・言葉だけでもいいからポジティブになれそうな言葉を選んで使う。否定形を使わない
(××をしたらいけない→××の代わりに☆☆をする)
・楽しむ努力をする
なんで楽しむとかポジティブとかそんな精神論みたいな事を言うのかというと、
この後いくらでも苦しめるからはじめの新しいゲームに触れる楽しさで脳汁がドバドバしてる内にポジティブ思考を養っておこうという話です。
人間、ポジティブ=好奇心みたいなところがあって、色々試行錯誤して動きを洗練させていくゲーム性にかなり相性が良いんですよね。
逆にネガティブ思考一色になると、防御的側面が強くなるのかなと思います。この思考も大事な部分です。ですが、勝ち負けが付き纏うゲームにおいて、意識していなければこちらの思考に偏りすぎてしまう可能性が高いです。
バランスよく思考を使い分けないと、せっかく練習した事を活かせない結果になります。
貴重な期間なので、とにかくやりたい事を色々やってみると吉です。
【緑段〜青段初期】
・「これを当てたら終わる」コンボを覚える
ポチョで言うところの画面端テンションゲージ50%持ちダストコンボのことです。
この段位帯はまだ中段への意識が甘いので十分機能しました。ここで「強い技をぶつけたら勝てる」概念を覚えた感じです。
・起き攻めの下段コンボとダストの使い分けを覚える
上記のようなダストの怖さを知った相手との対戦向け知識です。しゃがみ、立ちガードを使い分けさせて相手の意識をゆさぶるということです。
確かにダストを当てればほぼ勝てますが、知ってる相手は警戒するのでちゃんとガードをします。じゃあダストを当てる為にはどう工夫したらいいんだ?と強い攻撃をぶつけるまでの道筋を考える練習になると思います。
【青段初期〜15段】
・起き攻めを確実に当てられるようにする
非常に基本的なことですが、ちゃんと起き攻めを完走する・使い分けられるようになるといい武器になります。
自分から見て簡単にガードされそうな起き攻めであったとしても、相手は知らない事がほとんどかと思います。難しい事は考えずひとまず完走を目指します。
ある程度完走できてそれでもダメージが通らなかった時に、どう攻撃を工夫したらいいのか考え始めても遅くありません。
・暴れ潰しを覚える(暴れそうなタイミングで使うことを覚える)
緑段でもそうですが、この段位帯はボタンを押しまくる人が多いです。投げキャラ相手だからかもしれませんが…。
ある程度相手と距離が離れていたり、基本的に使っているコンボと少し構成が違う暴れ潰しのコンボを覚えると割と引っかかります。
・各キャラの動く傾向を大雑把に覚える
スライドヘッド→ICPMでダメージプラス確実な起き攻めの権利を貰えるので、地上にいるタイミングを見たりしていました。
【15〜16段】
・詐欺飛びを覚える
詐欺飛びを知らない昇竜持ちにはこれを一生やれば安定しました。
たまにブリッツで反撃できる人もいるので、詐欺飛びのフリをした下段択もやれたらやるといいかも(といってもこの辺の段位でブリッツできる人は稀なのでやられたら思い出すくらいで良い)
・起き攻めの投げ択を覚える
通常の起き攻めに途中でハンブレ→ポチョバスを混ぜた択のことです。
この段位帯は大体反応できません。慣れてくると暴れるので気を付けよう。(暴れ潰しの出番だ!)
【16〜17段】
・ロマンキャンセル絡みのダウンまで繋ぐ行動や、倒し切りを覚える
この辺りから簡単なポチョバスだけではダメージを稼げなくなってくるので、ゲージを使用した行動を覚えていきます。
確か、持ちっぱなしだったゲージが少し有効に使えるようになったと記憶しています。
・距離感によって相手がしてきやすい行動を覚える
自分の脳内リソース節約のために覚えます。距離ごとにある程度行動を予想していれば、とっさに動きやすくなります。
例えばカイと戦っていて、自分と相手が画面の両端の位置にいたとします。その場合、相手の行動は「スタンエッジ」または「前に進む(ダッシュやジャンプ)」とおおよそ行動が絞れますね。つまり、両端程度の距離であれば通常攻撃も他の必殺技も気にしなくていい訳です。
例はかなり単純化した話ではありますが、段位が上がるほど「ここでは○○が来るだろう」と予想し、行動の準備をすることが重要になってきます。
・対空ができるよう努力する
もう一生悩んでた。
自分の場合、上記の「距離感」がキーポイントでしたが、この辺は人によりそうです。
やり続けてたら前より出るようになった…という言語化が難しい解決に至りました。
対空の話はここにも収録しています↓
#ギルティギア ポチョ対戦日記マンガまとめ - 鍋のイラスト - pixiv
【17〜18段】
・格下に負けないような動きを覚える
言い換えると「落ち着いて行動できるようにする」です。
15〜16段あたりだと、まだストレートに自分の攻撃を当てる為に突っ込んでくるので、そこを迎撃したり、ワンチャン狙いのリバサ覚醒を読んだり、甘えた動きをしっかり止められるように意識しました。
・後出しジャンケンの重要性を知る
上記のもう少し応用編。
相手が強くなってくると、ついこちらが技を振りたくなるような行動が増えます。
そこにどう付き合う・合わない、逆にこちらにどう付き合わせるのか試行錯誤をする感じです。いまだに悩んでいるしずっと悩みそうな気がします。
・時には雑な選択肢も取り入れる
言ってみれば奇襲です。
ポチョ戦に慣れている人だと、こちらが打撃を当ててから投げ…としようとしても、ちゃんとガードをしつつ逃げられます。
そこで、起き攻め時にそのままポチョバスをしてみます。すると素直に投げられてくれる時もあるのです。これは、その前の起き攻めは打撃を重ねていて「きっとこの起き攻めも打撃をしてくるだろう」と予測されていたから通ったと言えます。
こういった行動は意外と有効なノイズになってくれて、次に起き攻めをする時に相手がまた投げられる事を恐れて素直に暴れてくれたりします。
ただしリスクのある行動には変わりないので、相手によってどれくらいの頻度で、どのタイミングで、と自分なりにパターンを作っていく事も重要だと思います。
【18〜20段】
・確定反撃や中段など、正確に返しにくい技を返す練習をする
単純な反復練習です。ダメージを取れるところは確実に取れるようにしようという感じです。
コンボと同じで、慣れていないととっさに反応できない場合も多いです。ランクマ待機中などの隙間時間にやると集中してできました。
・改めて相手との距離感は何が最適か確認する(自分が攻める視点で)
いわゆる間合い管理です。
自分が勝負すべき部分はどこなのか、逆にじっくり様子見すべき部分はどこかキャラ毎に考えます。
以上、大雑把ではありますが意識してきたことになります。
色々と書きましたが、一番大事なのは「己を信じ、駄目な部分も許し、絶対に考えることをやめない」ことだと思います。
いやもう自分を信じなくてもいい。選んだキャラを信じよう。
スペシャルサンクス
最後に、攻略に物凄くお世話になったサイトなど紹介したいと思います。ポチョ使いはこれ見とけ。
・ポチョムキン講座メモ
初心者〜初級者の時に最もお世話になった講座。神。書いてくださって本当にありがとうございます。
ポチョの基本的なノウハウやコンボが記載されています。技やコンボにそれぞれ解説が入っており、格ゲーの知識が全く無かった自分にとってかなり救いでした。
・ポチョムキン解体新書
ゲームにそこそこ慣れてきた頃からお世話になっています。たびたび見返して、できそうな部分をつまんで使用してます。
・keep on rockin'
ギルティの対戦動画を探せるサイトです。
どう動いたらいいのか分からない時に先人の動きを真似します。
各キャラへの動きを知りたい場合は、FABさんの試合を見るのがオススメです。攻略の糸口が分かりやすいと思います。
また、コンボやガードのテクニックも凄いので必見です。とりあえずそこは真似しなくていいです。
あとコンソメさんのポチョを見ると元気になります。ただのファンです。